エクセルIF関数の中にVLOOKUP関数を入れて検索!使い方の応用編

エクセルIF関数の中にVLOOKUP関数を入れて、検索する応用を紹介しています。IF関数とVLOOKUP関数の使い方の応用です。IF関数の引数、「論理」「真の場合」「偽の場合」の全てに、VLOOKUP関数の式を中に入れて検索しています。IF関数とVLOOKUP関数は、定番といっていいほど、よく組み合わせて使います。ここでは、よりスキルアップする応用編です。IF関数の引数、全てにVLOOKUP関数の式を中に入れて、検索範囲が1つの場合と、検索範囲が複数の場合で検索する方法を、分かりやすく説明しています。複数範囲で検索することによって、より複雑な検索ができるようになります。IF関数とVLOOKUP関数の使い方をマスターして、自由自在に使いこなしましょう。

 

 

IF+VLOOKUPの応用(検索範囲が1つ)

IF関数とVLOOKUP関数を組み合わせると、より複雑な抽出ができます。

IF関数の論理式、真(TRUE)と偽(FALSE)に、VLOOKUP関数を使った、応用を紹介しましょう。

検索範囲は1つです。

もし、VLOOKUPの結果が「a」だったら「A」を参照し、「B」を返す、違ったら「A」を参照し、「C」を返すといった論理式です。

下の表で、説明していきましょう。

もし、「A12」の結果が「A」だったら、セル範囲「D2:F9」を参照し、「担当者名」を返します。

違ったら、セル範囲「D2:F9」を参照し、「部署」を返します。

B12に、この式を入力してみましょう。

A12には、「e2」を入力します。

 

B12 =IF(VLOOKUP(A12,$A$2:$B$9,2,FALSE)=”A”,VLOOKUP(A12,$D$2:$F$9,2,FALSE),VLOOKUP(A12,$D$2:$F$9,3,FALSE))

「狭山 祐樹」が返されました!

B12の式は、e2の種類は「A」になるので、セル範囲「D2:F9」を参照し、担当者名を返します。

 

 

IF+VLOOKUPの応用(検索範囲が複数)

VLOOKUP関数の検索範囲が、複数ある場合です。

IF関数とVLOOKUP関数で、複数範囲で検索して値を返します。

B12に、A12の「契約№」を検索して、B列の「開始日」が2017年以前なら、範囲「F2:G2」から検索、2018以降なら、範囲「I2:K2」から検索して、氏名を返す式を入力しましょう。

 

B12 =IF(VLOOKUP(A12,$A$2:$C$9,2,FALSE)<=2017/12/31,VLOOKUP(A12,$F$2:$G$9,2,FALSE),VLOOKUP(A12,$J$2:$K$9,2,FALSE))

B12には、「相田 美佐子」が返されました!

A12は「S168」です。「S168」は2018以降なので、範囲「I2:K2」から検索して「相田 美佐子」を返しています。

 

 

関数の説明

VLOOKUP関数

エクセルVLOOKUP関数は、値を検索して抽出する関数です。指定した範囲の1列目で検索値を探し、同じ行にある、指定した列番号の値を返します。

VLOOKUP関数の書式と引数

=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号,[ 検索の型])

検索値 検策する値を指定します。
範囲 検索する範囲を指定します。その場合、検索する列を範囲の一番左にします。検索の型にTRUEを指定、または省略した場合は、正確な値を返すために範囲の左端の列を昇順で並び替えておく必要があります。
列番号 範囲の先頭列から数えた、列番号を指定します。指定した列番号の列の値が返されます。
検索の型 FALSEまたは”0”を指定すると、一致する値のみ返されます。一致する値が見つからない場合は、エラー値#N/A が返されます。TLUEまたは”1”を指定すると完全一致の値、または近似値が返されます。省略した場合もTRUEになります。完全一致の値が見つからないと、検索値未満の最大値が返されます。

 

 

IF関数

エクセルIF関数は、真の場合は真の場合の値を返し、偽の場合は偽の場合の値を返す関数です。

IF関数は、エクセル関数の中で使用頻度が高い関数です。他の関数と組み合わせて使用されることも多いです。

IF関数の書式と引数

IF(論理式,真の場合,偽の場合)

論理式 条件式を指定します。
真の場合 論理式がTRUEの場合に返す値を指定します。
偽の場合 論理式がFALSEの場合に返す値を指定します。省略するとFALSEを返します。

 

VLOOKUP関数、複数範囲で検索

エクセルIF関数とVLOOKUP関数の、応用を紹介しましたが、IF関数とVLOOKUP関数は、色々な検索ができる便利な関数です。IF関数の引数「真の場合」だけに、VLOOKUP関数を入れる方法は、よく知られていますが、今回は、IF関数の引数、全てにVLOOKUP関数の式を中に入れる方法を説明しました。

更に、またその応用で、VLOOKUP関数で複数範囲で検索して値を表示させることもできます。

IF関数とVLOOKUP関数は、使い道が多様あります。色々な場面で活用していきましょう。

こちらの記事もご覧ください。⇒エクセルIF関数の複数条件にネストは不要!LOOKUP関数で短く簡潔に