エクセル ユーザー定義を使うと、日付の和暦を西暦に、西暦を和暦に変更できます。セルの書式設定の日付からもできますが、ユーザー定義を使うと日付を、色々な西暦、和暦の表示ができます。エクセル関数を使っても、日付を色々な表示形式で、表示することもできますが、ユーザー定義を使うと表示形式を設定するだけで変換されます。定形の型もありますが、自由自在に表示を変更できるので、独自の日付にできます。ここでは、ユーザー定義を使って、日付を色々な和暦、西暦に変更する方法も紹介しています。和暦の表示も「平成」のように、漢字2文字で表示したりして表示させています。
目次
ユーザ定義
セルの書式設定の、ユーザー定義を使うと独自の表示ができます。
ホームタブから開く
1.「ホーム」タブ→「数値」グループ→ダイアログボックス起動ツール
2.「セルの書式設定」ダイアログボックス→「表示形式」→「ユーザー定義」
右クリックから開く
1.セルを選択して右クリックします。
2.「セルの書式設定」を選択→「セルの書式設定」ダイアログボックスが開きます。
3.「表示形式」タブ→「分類」からユーザー定義をクリックします。
「ユーザー定義」で西暦、和暦を表示
エクセル ユーザー定義で、分類の日付にはない、西暦、和暦を表示しましょう。
下の表を使って、説明していきます。
ユーザー定義で西暦に
ユーザー定義で、色々な西暦を表示してみましょう。
yyyy/mm/dd形式で表示
セルの書式設定から、ユーザー定義を開きます。
1.「C2:C6」を選択して、右クリック→「セルの書式設定」→ユーザー定義
2.「種類」のボックスに「yyyy/mm/dd」と入力して、「OK」ボタンをクリックしましょう。
3.日付が「yyyy/mm/dd」形式で表示されました!
yy-mm-ddで表示
1.「C2:C6」を選択して、右クリック→「セルの書式設定」→「ユーザー定義」→「種類」のボックスに「yy-mm-dd」と入力して、「OK」ボタンをクリックしましょう。
2.日付が「yy-mm-dd」形式で表示されました!
yy-mmm形式で表示
1.「C2:C6」を選択して、右クリック→「セルの書式設定」→「ユーザー定義」→「種類」のボックスに「yy-mmm」と入力して、「OK」ボタンをクリックしましょう。
2.日付が「yy-mmm」形式で表示されました!
ユーザー定義で和暦に
ユーザー定義で、色々な西暦を表示してみましょう。
ggge”年”mm”月”dd”日”形式で表示
1.「C2:C6」を選択して、右クリック→「セルの書式設定」→ユーザー定義
2.「種類」のボックスに「ggge”年”mm”月”dd”日”」と入力して、「OK」ボタンをクリックしましょう。
3.日付が「ggge”年”mm”月”dd”日”」形式で表示されました!
gge”年”mm”月”dd”日”形式で表示
1.「C2:C6」を選択して、右クリック→「セルの書式設定」→「ユーザー定義」→「種類」のボックスに「gge”年”mm”月”dd”日”」と入力して、「OK」ボタンをクリックしましょう。
2.日付が「gge”年”mm”月”dd”日”」形式で表示されました!
ge.mm.dd形式で表示
1.「C2:C6」を選択して、右クリック→「セルの書式設定」→「ユーザー定義」→「種類」のボックスに「ge.mm.dd」と入力して、「OK」ボタンをクリックしましょう。
2.日付が「ge.mm.dd」形式で表示されました!
年の書式記号
yy | 西暦を2桁で表示 | 95 |
yyyy | 西暦を4桁で表示 | 1995 |
e | 和暦を1桁で表示 | 8 |
ee | 和暦を2桁で表示 | 08 |
和暦の元号
g | 元号のアルファベット | H |
gg | 元号を1文字で表示 | 平 |
ggg | 元号 | 平成 |
月の書式記号
m | 月を1桁で表示 | 9 |
mm | 月を2桁で表示 | 09 |
mmm | 月を英字、頭3文字で表示 | Jan~Dec |
mmmm | 月を英字で表示 | January~December |
mmmmm | 月を英字、頭文字で表示 | J~D |
日の書式記号
d | 日を1桁で表示 | 5 |
dd | 日を2桁で表示 | 05 |
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ユーザー定義で色々な形式で表示
エクセルのユーザー定義を使うと、色々な表示ができます。ここでは、日付を色々な形式で表示する方法を紹介しましたが、時間や数字なども、規定の表示とは違う表示ができます。
ユーザー定義を使う場合は、直接、表示形式を入力してもいいですが、基になる組み込みの表示形式を選択して、新しい表示形式を入力する、簡単に入力できます。
ただし、エクセル ユーザー定義で日付を色々な形式で表示できるのは、セルに入力されているのが日付の場合です。日付で入力されていない場合は、ユーザー定義からは、日付を表示することができません。そのような時は、エクセル関数を使うと、日付の表示を変更することができます。
値が日付の場合は、ユーザー定義から、日付でない場合は、エクセル関数から、と使い分けるといいでしょう。ユーザー定義を使うと、日付の表示形式が、簡単に変更できます。
こちらの記事もご覧ください。⇒エクセル関数でyyyymmdd形式の文字列を日付に変換する方法
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