エクセルDATEVALUE関数は、簡単に、文字列を日付に変換してくれます。日付けが文字列になっていると、日付の計算をしたいとき、計算ができません。データの中には、yyyy/mm/dd形式の文字列もあります。DATEVALUE関数を使うと、文字列や数値、日付を表すyyyy/mm/dd形式の文字列などが、簡単に日付に変換できます。DATEVALUE関数は、使いやすい関数です。一度使ってみると、こんなに簡単に、日付文字列を日付に変換できることが分かるでしょう。
目次
DATEVALUE関数
日付を表す文字列をシリアル値に変換する関数です。日付文字列を日付に変換できる便利な関数です。
DATEVALUE関数の書式と引数
DATEVALUE(日付文字列)
日付文字列 | 日付を表す文字列を、エクセルの日付表示形式で指定します。または、日付を表す文字列が入力されているセルを参照として指定します。 |
西暦の日付文字列を指定して日付に変換
日付文字列が、「yyyy/mm/dd」の西暦で入力されています。
セルの文字が左側になっているので、文字列になっていることが分かります。この日付文字列を、日付に変換してみましょう。
B2 =DATEVALUE(A2)
シリアル値「43269」が返されました!
シリアル値「43269」を日付にします。
B2を選択して右クリック→「セルの書式設定」を選択しましょう。
目的の表示形式にします。ここでは、「yyyy/mm/dd」形式の日付にしましょう。
「2018/6/18」になりました!
和暦の日付文字列を指定して日付に変換
日付文字列が、「平成yy年mm月dd日」の和暦で入力されています。
セルの文字が左側になっているので、文字列になっていることが分かります。この日付文字列を、日付に変換してみましょう。
B2 =DATEVALUE(A2)
シリアル値「43269」が返されました!
シリアル値「43269」を「セルの書式設定」で、和暦の日付にしましょう。
「平成30年6月18日」になりました!
1900年を基準とした日付方式の場合、「日付文字列」の引数には1900 年1月1日~9999年12月31日までの間の日付を指定します。
DATEVALUE関数の「日付文字列」引数に、この範囲外の値を指定するとエラー値「 #VALUE!」 が返されます。
DATEVALUE関数は、2007以降のエクセルで、「関数の挿入」から選択できます。2007年前のエクセルには、「関数の挿入」に、DATEVALUE関数はありません。2003エクセルでは手入力しましょう。
DATEVALUE関数でyyyymmdd形式の文字列を日付に変換
エクセルDATEVALUE関数で、日付を表す文字列を、日付に変換する方法を紹介しましたが、データの中には、yyyymmdd形式の文字列や数字もあります。DATEVALUE関数を使うと、yyyymmdd形式の文字列や数字も、簡単に日付に変換することができます。
日付けが文字列になっていると、日付の計算ができません。気が付かずに日付の計算をすると、間違った計算結果がでてしまいます。日付文字列をみつけたら、その時点で日付に変換した方がよいでしょう。
こちらの記事もご覧ください。⇒エクセル関数でyyyymmdd形式の文字列を日付に変換する方法