Excel INT関数の使い方を、具体的に分かりやすく説明しています。INT関数は小数点以下を切り捨てて、数値を整数にします。INT関数を使うと、単純に、簡単に数値を整数にできます。ですが、数値は、小数点以下を切り捨てて、最も近い数値にするので、負の数値の場合は、より小さい数値に丸めます。使い方をよく分かっていないと、目的の整数とは違った整数になる場合があります。ここでは、INT関数で、正の数値、負の数値を整数にする時、どのように数値を丸めるのか、詳しく説明しています。INT関数とは、どのような関数なのか、分かるようになります。
INT関数
小数点以下を切り捨てて、数値を最も近い整数にします。
書式
Int(数値)
数値 | 切り捨てる数値を指定します。 |
INT関数の数値の符号と結果
数値が負の場合、INT関数は注意が必要です。数値を整数にする他の関数とは、違う結果を返します。
正の数値
◆数値が正の値の場合、小数点以下を切り捨てます。
負の数値
◆数値が負の場合、0より遠い方の値に丸めます。
正の数値
数値が正の数の場合、小数点以下を切り捨てて整数にします。
正の数「25,82」を指定してみましょう。
B2 =INT(A2)
「25,82」の小数点以下を切りすてて、整数にします。
結果は「25」です。
負の数値
数値が負の場合(マイナス)は、小数部分が切り上げられて、0から遠い方の数値に丸められます。
負の数「-25,82」を指定してみましょう。
B2 =INT(A2)
数値が負の場合、小さいほうの数値に丸められます。
結果は「-26」です。
数値が負の場合は気を付けましょう!
ROUNDDOWN関数とTRUNC関数とは、違った結果を返します。
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ROUNDDOWN関数とTRUNC関数
ROUNDDOWN関数とTRUNC関数は、桁数に0を指定することで、数値を整数にできます。
ROUNDDOUN関数、TRUNC関数、INT関数は、数値が正の場合は、結果は同じですが、数値が負の場合は違った結果を返します。
ちなみに、ROUNDDOUN関数、TRUNC関数は同じ結果を返します。数値が負を整数にするときには、ROUNDDOUN関数、TRUNC関数、INT関数はいつも同じ結果を返さないので、使い方には気を付けなければいけません。
こちらの記事もご覧ください。⇒エクセルINT関数で小数点以下を切り捨てて整数にする!ROUNDDOWN、TRUNCとの違いは?
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