エクセルで日付型文字列を一括で日付に変換、抽出!

エクセルで日付の表示形式になっている文字列を、一括で日付に変換、抽出したい場合、エクセル関数を使わずに変換できる方法があります。それには、エクセル「区切り位置」を使います。ここで紹介しているのは、西暦、和暦形式の文字列を、西暦、和暦の日付に変換する方法です。例えば、yy/mm/dd、平成A年B月C日など、文字列となっている日付データを、西暦、和暦の日付に変換します。「区切り位置」を使うと、列のデータ形式で、簡単に日付に一括で変換できます。エクセル関数を使って文字列を日付に変換させる方法は、よく知られていますが、「区切り位置」で日付に変換させる方法はどうでしょうか。ここでは、和暦形式と西暦形式の、文字列となっている日付データを、一括で西暦、和暦の日付に変換する方法を紹介しています。

 

 

文字列を区切り位置で日付に変換

西暦になっている文字列や、和暦になっている文字列を、エクセル「区切り位置」で日付に変換しましょう。

エクセルの区切り位置

エクセルの「区切り位置」機能は、セル内の文字列を、記号やある文字、空白で区切って、複数のセルに分割して抽出することができます。

「データ」タブ→「データーツール」→「区切り位置」をクリックします。

 

 

西暦形式の文字列を日付に変換する

日付が西暦で入力されていますが、文字列になっています。文字が左寄りになっていることで、文字列とわかります。

文字列になっている西暦を、日付けに変換してみましょう。

 

 

1.「A2:A6]を選択して「区切り位置」をクリックします。

 

 

2.「区切り位置指定ウィザード-1/3」ダイアログボックスが開きます。「データのファイル形式を選択してください」で、次のように選択しましょう。

「カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ(D)」を選択。

3.「次へ(N)>」をクリックしましょう。

 

 

4.「区切り位置指定ウィザード-2/3」ダイアログボックスが開きます。そのまま「次へ(N)>」をクリックしましょう。

 

 

5.「区切り位置指定ウィザード-3/3」ダイアログボックスで設定し、入力が終わったら「完了(E)」をクリックしましょう。

次のように設定します。

①列のデータ形式  :  日付(D)

②日付(D):▼    :  YMD

③表示先      :  $B$2

 

 

6.西暦形式の文字列が、日付に変換されました! 文字が、右寄りになっています。

 

 

色々な西暦文字列を日付に変換

文字列になっている西暦には、色々な表示があります。次のような文字列も、日付けに変換できます。

 

 

1.「A2:A3」を選択して「区切り位置」をクリックします。「次へ(N)>」をクリックしていき、「区切り位置指定ウィザード-3/3」ダイアログボックスまで進みます。

2.「区切り位置指定ウィザード-3/3」ダイアログボックスに、「列のデータ形式」を「日付(D)」にして、「日付(D):▼」に「YMD」、「表示先」に「$B$2」と設定します。

3.「完了(E)」をクリックしましょう。

 

 

4.文字列が、日付に変換されました!

 

 

和暦形式の文字列を日付に変換する

日付が和暦で入力されていますが、文字列になっています。文字が左寄りになっていることで、文字列とわかります。

文字列になっている和暦を、日付けに変換してみましょう。

 

 

1.「A2:A6」を選択して「区切り位置」をクリックします。

 

 

2.「区切り位置指定ウィザード-1/3」ダイアログボックスが開きます。「データのファイル形式を選択してください」で、次のように選択しましょう。

「データのファイル形式を選択してください」→「カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ(D)」を選択。

3.「次へ(N)>」をクリックしましょう。

 

 

4.「区切り位置指定ウィザード-2/3」ダイアログボックスが開きます。そのまま「次へ(N)>」をクリックしましょう。

 

 

5.「区切り位置指定ウィザード-3/3」ダイアログボックスで設定し、入力が終わったら「完了(E)」をクリックしましょう。

次のように設定します。

①列のデータ形式  :  日付(D)

②日付(D):▼    :  YMD

③表示先      :  $B$2

 

 

6.和暦形式の文字列が、日付に変換されました!

 

 

色々な和暦文字列を日付に変換

文字列になっている和暦には、色々な表示があります。次のような文字列も、日付けに変換できます。

 

1.A2を選択して「区切り位置」をクリックします。「次へ(N)>」をクリックしていき、「区切り位置指定ウィザード-3/3」ダイアログボックスまで進みます。

2.「区切り位置指定ウィザード-3/3」ダイアログボックスに、「列のデータ形式」を「日付(D)」にして、「日付(D):▼」に「YMD」、「表示先」に「$B$2」と設定します。

3.「完了(E)」をクリックしましょう。

 

 

4.文字列が、日付に変換されました!

こちらの記事もご覧ください。⇒ワード・エクセル・パワーポイント・アクセスが初心者でも短期間でマスターできる楽パソ!音声と映像で自宅で学べる。

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「区切り位置」での日付変換

エクセルの「区切り位置」で、西暦や和暦の文字列を日付に変換する方法を紹介しましたが、このように「区切り位置」には色々な機能があります。記号やスペースで区切られた文字を、縦に分割するのが基本的な機能ですが、エクセル「区切り位置」には文字列から特定の文字を抽出したり、使い方によって色々な可能性を持っています。

こちらの記事もご覧ください。⇒エクセルでセル内で改行された文字列を分割する方法

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