エクセルで日付の表示形式になっている文字列を、一括で日付に変換、抽出したい場合、エクセル関数を使わずに変換できる方法があります。それには、エクセル「区切り位置」を使います。ここで紹介しているのは、西暦、和暦形式の文字列を、西暦、和暦の日付に変換する方法です。例えば、yy/mm/dd、平成A年B月C日など、文字列となっている日付データを、西暦、和暦の日付に変換します。「区切り位置」を使うと、列のデータ形式で、簡単に日付に一括で変換できます。エクセル関数を使って文字列を日付に変換させる方法は、よく知られていますが、「区切り位置」で日付に変換させる方法はどうでしょうか。ここでは、和暦形式と西暦形式の、文字列となっている日付データを、一括で西暦、和暦の日付に変換する方法を紹介しています。
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西暦になっている文字列や、和暦になっている文字列を、エクセル「区切り位置」で日付に変換しましょう。
エクセルの区切り位置
エクセルの「区切り位置」機能は、セル内の文字列を、記号やある文字、空白で区切って、複数のセルに分割して抽出することができます。
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「データ」タブ→「データーツール」→「区切り位置」をクリックします。
西暦形式の文字列を日付に変換する
日付が西暦で入力されていますが、文字列になっています。文字が左寄りになっていることで、文字列とわかります。
文字列になっている西暦を、日付けに変換してみましょう。
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1.「A2:A6]を選択して「区切り位置」をクリックします。
![](https://whiteleia.com/wp-content/uploads/2018/07/screenshot.126-1-300x253.jpg)
2.「区切り位置指定ウィザード-1/3」ダイアログボックスが開きます。「データのファイル形式を選択してください」で、次のように選択しましょう。
「カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ(D)」を選択。
3.「次へ(N)>」をクリックしましょう。
![](https://whiteleia.com/wp-content/uploads/2018/07/screenshot.127-300x256.jpg)
4.「区切り位置指定ウィザード-2/3」ダイアログボックスが開きます。そのまま「次へ(N)>」をクリックしましょう。
![](https://whiteleia.com/wp-content/uploads/2018/07/screenshot.128-1-300x254.jpg)
5.「区切り位置指定ウィザード-3/3」ダイアログボックスで設定し、入力が終わったら「完了(E)」をクリックしましょう。
次のように設定します。
①列のデータ形式 : 日付(D)
②日付(D):▼ : YMD
③表示先 : $B$2
![](https://whiteleia.com/wp-content/uploads/2018/07/screenshot.129-1-300x148.jpg)
6.西暦形式の文字列が、日付に変換されました! 文字が、右寄りになっています。
文字列になっている西暦には、色々な表示があります。次のような文字列も、日付けに変換できます。
![](https://whiteleia.com/wp-content/uploads/2018/07/screenshot.130-300x102.jpg)
1.「A2:A3」を選択して「区切り位置」をクリックします。「次へ(N)>」をクリックしていき、「区切り位置指定ウィザード-3/3」ダイアログボックスまで進みます。
2.「区切り位置指定ウィザード-3/3」ダイアログボックスに、「列のデータ形式」を「日付(D)」にして、「日付(D):▼」に「YMD」、「表示先」に「$B$2」と設定します。
3.「完了(E)」をクリックしましょう。
![](https://whiteleia.com/wp-content/uploads/2018/07/screenshot.131-1-300x80.jpg)
4.文字列が、日付に変換されました!
和暦形式の文字列を日付に変換する
日付が和暦で入力されていますが、文字列になっています。文字が左寄りになっていることで、文字列とわかります。
文字列になっている和暦を、日付けに変換してみましょう。
![](https://whiteleia.com/wp-content/uploads/2018/07/screenshot.132-1-300x111.jpg)
1.「A2:A6」を選択して「区切り位置」をクリックします。
![](https://whiteleia.com/wp-content/uploads/2018/07/screenshot.133-300x253.jpg)
2.「区切り位置指定ウィザード-1/3」ダイアログボックスが開きます。「データのファイル形式を選択してください」で、次のように選択しましょう。
「データのファイル形式を選択してください」→「カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ(D)」を選択。
3.「次へ(N)>」をクリックしましょう。
![](https://whiteleia.com/wp-content/uploads/2018/07/screenshot.134-1-300x254.jpg)
4.「区切り位置指定ウィザード-2/3」ダイアログボックスが開きます。そのまま「次へ(N)>」をクリックしましょう。
![](https://whiteleia.com/wp-content/uploads/2018/07/screenshot.135-300x254.jpg)
5.「区切り位置指定ウィザード-3/3」ダイアログボックスで設定し、入力が終わったら「完了(E)」をクリックしましょう。
次のように設定します。
①列のデータ形式 : 日付(D)
②日付(D):▼ : YMD
③表示先 : $B$2
![](https://whiteleia.com/wp-content/uploads/2018/07/screenshot.136-300x109.jpg)
6.和暦形式の文字列が、日付に変換されました!
文字列になっている和暦には、色々な表示があります。次のような文字列も、日付けに変換できます。
![](https://whiteleia.com/wp-content/uploads/2018/07/screenshot.137-1-300x64.jpg)
1.A2を選択して「区切り位置」をクリックします。「次へ(N)>」をクリックしていき、「区切り位置指定ウィザード-3/3」ダイアログボックスまで進みます。
2.「区切り位置指定ウィザード-3/3」ダイアログボックスに、「列のデータ形式」を「日付(D)」にして、「日付(D):▼」に「YMD」、「表示先」に「$B$2」と設定します。
3.「完了(E)」をクリックしましょう。
![](https://whiteleia.com/wp-content/uploads/2018/07/screenshot.138-1-300x62.jpg)
4.文字列が、日付に変換されました!
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「区切り位置」での日付変換
エクセルの「区切り位置」で、西暦や和暦の文字列を日付に変換する方法を紹介しましたが、このように「区切り位置」には色々な機能があります。記号やスペースで区切られた文字を、縦に分割するのが基本的な機能ですが、エクセル「区切り位置」には文字列から特定の文字を抽出したり、使い方によって色々な可能性を持っています。
こちらの記事もご覧ください。⇒エクセルでセル内で改行された文字列を分割する方法
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