エクセルROUNDUP関数で数値を切り上げて表示する

Excel ROUNDUP関数の使い方を、桁数に何を指定すると、数値のどの部分が切り上げられるか、具体的に分かりやすく説明しています。ROUNDUP関数は、指定した桁数で数値を切り上げます。簡単なようですが、例えば、目的の数値にしたい場合、桁数に何を指定していいか分からないということがあります。数値を指定した桁数で切り上げますが、常に切り上げるという点が、ポイントになります。ここでは、ROUNDUP関数の桁数に、正の数、負の数、0を指定して、数値を切り上げる方法を誰でもできるように、紹介しています。

 

 

ROUNDUP関数

指定された桁数に数値を常に切り上げます。

書式

ROUNDUP(数値, 桁数)

数値切り捨てる数値を指定します。
桁数指定した桁数に切り上げます。

桁数の指定方法

 

 

・桁数に正の数を指定すると、小数点以下について指定した桁数の右側が切り上げられます。

・桁数に0を指定すると、小数点第1位以下を切り上げて整数にします。

・桁数に負の数を指定すると、数値の整数部分について、指定した桁数の左側が切り上げられます。

 

 

桁数に正の数を指定

桁数に正の数を指定すると、切り上げられるのは小数点以下です。指定した桁数の右側が切り上げられます。

桁数に「1」を指定して、小数点第1位まで表示してみましょう。この場合、ROUNDUP関数は小数点第2位以下を切り上げます。

 

B2 =ROUNDUP(A2,1)

結果は「316.2」です。

桁数に「1」を指定すると、小数点第2位以下が切り上げらて、小数点第1位まで表示されます。

ROUND関数との違いは、ROUNDUP関数は常に数値を切り上げることです。ROUND関数で、桁数に「1」を指定した式は、次のようになります。

=ROUND(A2,1)

結果は、「316.1」です!

ROUND関数との違いがわかりますね!

桁数に0を指定

桁数に「 0 」を指定すると、小数点第1位以下を切り上げて整数にします。

 

B2 =ROUNDUP(A2,0)

結果は「317」です。

桁数に「0」を指定すると、小数点第1位以下は切り上げられて整数になります。

ROUND関数で、桁数に「0」を指定した式は、次のようになります。

=ROUND(A2,0)

結果は、「316」です!

♦ROUNDUP関数は常に切り上げ、ROUND関数は四捨五入です!

 

 

桁数に負の数を指定

桁数に負の数を指定すると、数値の整数部分が切り上げられます。

桁数に「-1」を指定してみましょう。、この場合、ROUNDUP関数は1の位以下を切り上げます。

 

B2 =ROUNDUP(A2,0)

結果は「320」です。

桁数に「-1」を指定すると、1の位以下は切り上げられます。

負の数値をROUNDUP関数で切り上げる

ROUNDUP関数で、負の数値を切り上げた場合は、結果はどうなるでしょう。

桁数「2」、「0」、「-2」を指定して、ROUNDUP関数で負の数値を切り上げてみましょう。

 

B2に、式を入力します。

B2 =ROUNDUP(A2,2)

「-316.13」が返されました。

小数点第3位以下が切り上げらて、小数点第2位まで表示されます。

C2に、式を入力しましょう。

C2 =ROUNDUP(A2,0)

「-317」が返されました。

小数点第1位以下が切り上げられて、整数になりました。

C2に、式を入力しましょう。

C2 =ROUNDUP(A2,-2)

「-400」が返されました。

10の位以下は切り上げられました。

負の数値を切り上げた場合も、ROUNDUP関数は常に数値を切り上げて、指定した桁数まで表示します。

ROUNDUP関数で簡単に数値を切り上げる

ROUNDUP関数は、正の数値、負の数値でも、常に数値を切り上げます。数値に端数が出たとき、端数は全て切り上げて桁数を揃えたい、といった場合に使います。

ROUNDUP関数で気を付けることは、指定した桁数の右側を、いつも切り上げすることです。この点を間違えると、目的の数値と違ってしまうことがあります。似た関数は他にもあるので、注意しましょう。

こちらの記事もご覧ください。⇒小数点を四捨五入するExcel ROUND関数の使い方