エクセルDATEVALUE関数で、別々のセルに文字列で入力された年、月、日を結合して日付に変換する方法を紹介しています。年、月、日がバラバラに分かれて、3つのセルに入力されているとき、これを1つにまとめて日付に変換できるのは、他の関数でもできますが、年、月、日が文字列の場合は、1つにまとめて日付に変換できるのはDATEVALUE関数です。DATEVALUE関数は、日付を表す文字列を、日付に変換する関数です。別々のセルに分かれた3つの文字列が、西暦でも和暦でも、日付に変換できます。エクセルDATEVALUE関数の使い方の、応用です。DATEVALUE関数を使って、色々な日付型文字列を日付に変換してみましょう。
目次
DATEVALUE関数
日付を表す文字列をシリアル値に変換する関数です。日付文字列を日付に変換できる便利な関数です。
DATEVALUE関数の書式と引数
DATEVALUE(日付文字列)
日付文字列 | 日付を表す文字列を、エクセルの日付表示形式で指定します。または、日付を表す文字列が入力されているセルを参照として指定します。 |
3つの文字列が西暦の年、月、日の場合(yyyy/mm/dd)
3つのセルに入力されている文字列は、西暦の年、月、日です。月と日は2文字で入力されています。
3つのセルの文字は左側になっているので、文字列になっていることが分かります。
D2に、3つの文字列を結合して、日付に変換する式を入力してみましょう。
D2 =DATEVALUE(A2&”/”&B2&”/”&C2)
D2は、シリアル値「43324」を返します。
シリアル値「43324」を、日付にしましょう。
「ホーム」タブ→「数値」グループ→「表示形式」から「短い日付形式」をクリックしましょう。
「2018/8/12」になりました!
セルの書式設定からでも、日付の表示にできます。
D2を選択して、右クリック→「セルの書式設定」をクリックします。
「表示形式」タブの分類から「日付」を選択して、目的の表示形式にします。
「カレンダーの種類」から、「グレゴリオ歴」または、「和暦」を選択すると、日付の表示を西暦にしたり、和暦にしたりできます。
3つの文字列が西暦の年、月、日の場合(yyyy/m/d)
3つのセルに入力されている文字列は、西暦の年、月、日です。
今度は、月と日は1文字で入力されています。
D2に、3つの文字列を結合して、日付に変換する式を入力してみましょう。
D2 =DATEVALUE(A2&”/”&B2&”/”&C2)
D2は、シリアル値「42736」を返します。
シリアル値「42736」を、日付にしましょう。
「ホーム」タブ→「数値」グループ→「表示形式」から「短い日付形式」をクリックしましょう。
「2017/1/1」になりました!
3つの文字列が和暦の年、月、日の場合(その1)
3つのセルに入力されている文字列は、和暦の年、月、日です。
セルの文字が左側になっているので、文字列になっていることが分かります。
D2に、この日付文字列を、日付に変換する式を入力してみましょう。
D2 =DATEVALUE(“平成”&A2&”年”&B2&”月”&C2&”日”)
D2は、シリアル値「43396」を返します。
シリアル値「43396」を、セルの書式設定で、和暦の日付にしましょう。
D2を選択して右クリック→「セルの書式設定」を選択して、和暦の表示にします。
「平成30年10月23日」になりました!
3つの文字列が和暦の年、月、日の場合(その2)
次の式でも、3つのセルに入力されている文字列が、和暦の年、月、日の場合、、日付に変換できます。
D2に、式を入力してみましょう。
D2 =DATEVALUE(“H”&A2&”.”&B2&”.”&C2)
D2は、シリアル値「43396」を返します。
シリアル値「43396」を、「セルの書式設定」で、和暦の日付にしましょう。
「平成30年10月23日」になりました!
DATEVALUE関数の基本的な使い方
DATEVALUE関数は、日付を表す文字列を日付に変換する関数です。
別々のセルに分かれた年月日を、1つにまとめて日付に変換しましたが、DATEVALUE関数の基本的な使い方を、紹介しましょう。
B2に、A2に入力されている日付型文字列を、日付に変換する式を入力してみましょう。
B2 =DATEVALUE(A2)
B2は、シリアル値「43185」を返します。
シリアル値「43185」を、日付にしましょう。
「ホーム」タブから「短い日付形式」で日付にします。
「2018/3/26」になりました!
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DATEVALUE関数で文字列を日付に変換
エクセルDATEVALUE関数を使うと、文字列となっている日付が、別々のセルに分かれて入力されていても、1つにまとめて日付に変換することができます。DATEVALUE関数は、日付を表す文字列を、日付に変換する関数です。文字列になっていると、日付の計算ができません。見た目が日付だと、文字列となっていることに気がつかない場合もあります。日付として計算すると、間違った結果が出てしまいます。日付型文字列は、気がついたら、DATEVALUE関数で日付に変換しましょう。
こちらの記事もご覧ください。⇒エクセルで数字や文字列を日付に変換する方法!
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