エクセル 和暦で表示されている6桁の文字列を日付に変換する!

データの中に、和暦で表示されている、6桁の文字列や数字を見つけたことはないでしょうか。このような時に、エクセルDATEVALUE関数で、和暦で表示されている、6桁の文字列や数字を日付に変換することができます。たまに、6桁で日付データが入力されていると、厄介です。yyyymmdd形式の、8桁の文字列や数字を、日付に変換する方法は、よく知られていますが、和暦で表示されている、6桁の文字列や数字となると、戸惑ってしまいます。エクセルDATEVALUE関数とTEXT関数で、和暦で表示されている、6桁の文字列や数字を、さくっと、簡単に、日付に変換してみましょう。

 

 

6桁の文字列や数値を和暦の日付に変換

6桁の和暦の文字列を日付に変換

エクセルDATEVALUE関数で、6桁の和暦の文字列を、日付に変換しましょう。

A2は文字が左側にあります。文字列になっています。

よく見ると、文字列は、6桁の和暦です。頭2桁が年で、後ろ4桁が月日になっています。

 

B2 =DATEVALUE(TEXT(A2,”!平成00!年00!月00!日”))

シリアル値「43437」を返します。

B2を選択して右クリック→「セルの書式設定」で、目的の日付形式にしましょう。ここでは、和暦の日付を選択してみましょう。

 

「平成30年12月3日」で表示されました。

次に式でも、6桁の和暦の文字列を、日付に変換できます。

=DATEVALUE(TEXT(セル,”!H00!.00!.00″))

 

 

6桁の和暦の数値を日付に変換

TEXT関数で6桁の和暦の数値を、日付に変換しましょう。A2は文字が右側にあって、数値になっています。

頭2桁が年で、後ろ4桁が月日になっています。

 

B2 =TEXT(A2,”!平成00!年00!月00!日”)*1

シリアル値「43437」を返します。

「セルの書式設定」で、ここでは、和暦の日付を選択しましょう。

 

「平成30年12月3日」で表示されました。

次の式でも、6桁の和暦の数値を、日付に変換できます。

=TEXT(A2,”!H00!.00!.00″)*1

 

 

関数の説明

DATEVALUE関数

日付を表す文字列をシリアル値に変換する関数です。

DATEVALUE関数の書式と引数

DATEVALUE(日付文字列)

日付文字列日付を表す文字列を、エクセルの日付表示形式で指定、または、日付を表す文字列が入力されているセルを参照として指定できます。

 

TEXT関数

TEXT関数は、表示形式コードを使用して数値の表示方法を変更することができます。

TEXT関数の書式と引数

TEXT(数値, 表示形式)

数値数値、数式、または数値を含むセルの参照を指定します。
表示形式数値書式を、”yyyy/mm/dd” など、引用符で囲んだテキスト文字列として指定します。

6桁の和暦の文字列や数値は日付に変換できる

日付が、6桁や8桁の数字になっていると、日付の計算ができません。西暦の文字列になっていると、日付だと分かりやすいですが、和暦の文字列だと、数値なのか、日付なのか分かりにくいです。まれに、6桁で、文字列や数字が和暦で、入力されているときがあるので、TEXT関数で、6桁の和暦の文字列や数字を日付に変換しましょう。TEXT関数は、表示形式コード使用して、表示方法を色々変更することができるので、日付文字列を日付に変換する場合、よく使われます。

こちらの記事もご覧ください。⇒エクセル関数で文字列を日付に変換する方法