エクセルROUNDDOWN関数の使い方!数値を指定した桁数で切り捨てる

数値を指定した桁数で切り捨てる、エクセルROUNDDOWN関数の、使い方を紹介しています。ROUNDDOWN関数を使うと、数値に小数点が出たとき、指定した桁数で、小数点以下を切り捨てることができます。ROUNDDOWN関数は常に、数値を切り捨てます。指定する桁数を変えることで、端数を切り捨てて、数値を丸めることができますが、ROUNDDOWN関数を使う場合、指定する桁数によって、数値の表示が違ってくるので、指定する桁数を間違ってしまって、目的の数値にできないということもあります。ここではROUNDDOWN関数の使い方を、具体的に、何の桁数を指定すると、数値のどの部分が切り捨てられるのか、初心者でも分かりやすいように説明しています。ROUNDDOWN関数の使い方が、すぐマスターできるようになります。

 

 

ROUNDDOWN関数

指定した桁数に数値を切り捨てます。

書式

ROUNDDOWN(数値, 桁数)

数値切り捨てる数値を指定します。
桁数指定した桁数で切り捨てます。

桁数の指定方法

桁数に 0 を指定すると、数値は最も近い整数として切り捨てられます。

 

・桁数に正の数を指定すると、小数点以下について指定した桁数の右側が切り捨てられます。

・桁数に 0 を指定すると、小数点第1位以下を切り捨てて整数にします。

・桁数に負の数を指定すると、数値の整数部分が切り捨てられます。

 

 

桁数に正の数を指定

桁数に正の数を指定すると、指定した桁数の右側が切り捨てられます。

桁数に「1」を指定して、小数点第1位まで表示してみましょう。この場合、ROUNDDOWN関数は小数点第2位以下を切り捨てます。

 

B2 =ROUNDDOWN(A2,1)

結果は「215.1」です。

桁数に「1」を指定すると、小数点第2位以下が切り捨てられて、小数点第1位まで表示されます。

ここで、ROUND関数で桁数に「1」を指定すると結果は、どうなるでしょう? 桁数に「1」を指定した式は、次のようになります。

=ROUND(A2,1)

結果は、「215.2」です!

ROUND関数との違いがわかりましたね!

ROUND関数との違いは、ROUNDDOWN関数は常に数値を切り捨てることです。

桁数に0を指定

桁数に「 0 」を指定すると、小数点第1位以下を切り捨てて整数にします。

 

B2 =ROUNDDOWN(A2,0)

結果は「215」です。

小数部分は切り捨てられて、整数になります!

ROUND関数で桁数に「0」を指定してみましょう。

=ROUND(A2,0)

結果は「215」です。

 

 

桁数に負の数を指定

桁数に負の数を指定すると、数値の整数部分が切り捨てられます。

桁数に「-1」を指定してみましょう。、この場合、ROUNDDOWN関数は1の位以下を切り捨てます。

 

B2 =ROUNDDOWN(A2,-1)

結果は「210」です。

桁数に「-1」を指定すると、1の位以下は切り捨てられます。

ROUND関数で、桁数に「-1」を指定した式は、次のようになります。

=ROUND(A2,-1)

結果は、「220」です!

♦ROUNDDOWN関数は常に切り上げ、ROUND関数は四捨五入です!

 

数値が負の数の場合のROUNDDOWN関数の使い方

エクセルROUNDDOWN関数の使い方を、正の数値で説明しましたが、ここで、負の数値で桁数を指定して切り捨ててみましょう。

下の表で説明していきます。

桁数に正の数、0、負の数を指定して、「-215.183」を切り捨ててみましょう。

 

B2に、桁数「1」を指定して、切り捨てる式を入力します。

B2 =ROUNDDOWN(A2,1)

「-215.1」が返されました!

C2に、桁数「0」を指定して、切り捨てる式を入力します。

C2 =ROUNDDOWN(A2,0)

「-215」が返されました!

D2に、桁数「-1」を指定して、切り捨てる式を入力します。

D2 =ROUNDDOWN(A2,-1)

「-210」が返されました!

エクセルROUNDDOWN関数の使い方を、負の数値で、桁数を指定して切り捨てましたが、正の数値で切り捨てた場合と、変わりません。

負の数値も、正の数値も、常に数値を切り捨てて、指定した桁数にします。

こちらの記事もご覧ください。⇒ワード・エクセル・パワーポイント・アクセスが初心者でも短期間でマスターできる楽パソ!音声と映像で自宅で学べる。

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ROUNDDOWN関数は常に数値を切り捨てる

ROUNDDOWN関数は、正の数値でも、負の数値でも、同じように数値を切り捨てます。桁数に「0」を指定すると、小数点第1位以下を切り捨てて整数にすることができます。

数値を切り捨てる関数は他にもありますが、忘れてはいけないのは、ROUNDDOWN関数は常に数値を切り捨てる関数です。

こちらの記事もご覧ください。⇒小数点を四捨五入するExcel ROUND関数の使い方

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