エクセルPRODUCT関数で積を求める!まとめて掛け算ができる

エクセルPRODUCT関数は、数値の積を求める関数です。エクセルPRODUCT関数を使って掛算すると、引数に数値を指定するだけで簡単に合計が求められます。四則計算を使って掛け算する方法もありますが、PRODUCT関数を使った方が簡単です。ここでは、エクセルPRODUCT関数を使って、複数のセル範囲や、不連続のセルの範囲を指定して積を求める方法を紹介しています。

 

 

PRODUCT関数

PRODUCT関数は、すべての数値を積算し、その積を返します。

PRODUCT関数の書式と引数

PRODUCT(数値 1, [数値 2], …)

PRODUCT関数の使い方

PRODUCT関数は、四則計算の掛け算と同じ計算をして計算をします。

「=PRODUCT(2,3)」の式は、「=2*3」

「=PRODUCT(A1,B2)」の式は、「=A1*B2」と同じ計算をします。

 

 

不連続のセルを掛け算

不連続したセルの積を求めてみましょう。PRODUCT関数の引数には、セル参照を指定します。

商品の売上金額を求めます。個数と単価を掛けると、売上金額が求められます。

 

E2に式を入力しましょう。

E2 =PRODUCT(B2,D2)

「=(B2*D2)」と同じ計算です。E2の式を下にドラッグすると、商品の売上金額が求められます。

 

 

範囲を掛け算

PRODUCT関数では、セルの範囲の掛け算ができます。

商品の割引金額を求めます。注文数と単価と割引率を掛けると、割引金額が求められます。

 

E2に式を入力しましょう。

E2 =PRODUCT(B2:D2)

「=(B2*C2*D2)」と同じ計算です。

E2の式を、下にドラッグしましょう。

商品の割引金額が求められました。

複数の範囲を掛け算

複数のセルの範囲の掛け算が、PRODUCT関数でできます。

商品の割引金額の消費税を求めます。注文数、単価、割引率、消費税を掛けると、割引金額の消費税が求められます。

 

D2に式を入力しましょう。

D2 =PRODUCT(B2:C2,G2:H2)

「=(B2*C2*G2*H2)」と同じ計算です。

D2の式を、下にドラッグしましょう。

商品の割引金額の消費税が求められました。

 

 

SUMPRODUCT関数で配列の積を求める

掛け算の関数には、エクセルPRODUCT関数の他にSUMPRODUCT関数があります。SUMPRODUCT関数は、引数として指定した配列の積を計算し、次にその和を返す関数です。

SUMPRODUCT関数はあまり知られていないですが、配列の複雑な計算ができる関数です。エクセルで掛け算をすることが多いというならば、SUMPRODUCT関数は仕事の効率アップになります。

SUMPRODUCT関数の書式と引数

SUMPRODUCT(配列 1, [配列 2], [配列 3], …)

配列 1 計算の対象となる要素を含む最初の配列引数を指定します。
[配列 2], [配列 3], …. 省略できます。計算の対象となる要素を含む配列引数を指定します。

SUMPRODUCT関数の基本的な使い方

セルの範囲を指定した、SUMPRODUCT関数の基本的な使い方です。SUMPRODUCT関数を理解するためには、分かりやすい例です。

商品の合計金額を求めます。個数と単価を掛けると、金額が求められます。その金額を全て足すと、合計金額が求められます。

 

G2に式を入力しましょう。

G2 =SUMPRODUCT(B2:B10,D2:D10)

G2には、「180,000」が返されます。

この式を解説すると

G2 =B2*D2+B3*D3+B4*D4+B5*D5+B6*D6+B7*D7+B8*D8+C9*D9+C10*D10

上の式になります。

PRODUCT関数とSUMPRODUCT関数

SUMPRODUCT関数は配列計算ができる関数です。SUMPRODUCT関数を使うと複雑な計算ができます。複数条件で抽出した数値を合計したり、値の個数、数値の積を、合計も求めることができます。あまり知られていない関数ですが、掛け算の関数では、PRODUCT関数とSUMPRODUCT関数を使えれば、効率アップできます。

こちらの記事もご覧ください。⇒エクセルSUMPRODUCT関数で複数条件で抽出した数値を合計する