ワードのタブの使い方!設定方法や細かく調整する方法など

ワードのタブ設定は簡単ですが、正しい理解していないと、上手く設定できないことがあります。

ここでは、タブの使い方を詳しく説明しています。タブの設定や、細かく調整する方法などです。

タブの設定位置を微調整して、文字を綺麗に揃えることができます。

 

 

1.ワードのタブには5種類ある

ワードの「タブ」を使うと文字を綺麗に揃えることができて、見栄えよくなります。

インデントとタブの違いは、インデントは段落ごとに左端・右端の位置を揃えます。

タブも段落ごとに設定されますが、タブは同一行内に、行の頭や行の途中など、複数入れることができます。

「タブ」の使い方は、キーボードの「タブ」キーを押すと、「タブ」を設定した位置に文字列が動きます。

タブには5つの種類があります。

■ 5種類のタブの役割

 左揃えタブ:文字列の左端の位置を設定します。文字列の左がこの位置で揃えられます。

 中央揃えタブ :文字列の中心の位置で揃えます。

 右揃えタブ:文字列の右端の位置を設定します。文字列の右がこの位置で揃えられます。

 小数点揃えタブ:数字の小数点の位置を設定します。小数点の位置で揃えられます。

 縦棒タブ:タブを設定した位置に縦線が挿入されます。文字列の位置は揃えません。

 

 

2.タブ設定には2つの方法がある

タブは、大きく2つの設定方法があります。

ルーラー上をクリックして設定する方法と、「タブとリーダー」ダイアログボックスから設定する方法です。

ルーラーから設定

ルーラーを表示してみましょう。

 

「表示」タブをクリックして、表示」グループの「ルーラー」にチェックを入れると、ルーラーが表示されます。

 

 

「ルーラー」には、リボンのすぐ下に表示されている「水平ルーラー」と、左側に表示されている「垂直ルーラー」があります。

「左揃えタブ」を設定してみましょう。

 

 

水平ルーラー上をクリックすると、タブが設定されます。

クリックしてもタブが表示されない場合は、目盛の下部をクリックすると、タブが設定できます。

 

 

このマークをクリックしていくと、マークが切り替わります。

左から順に、マークが変わります。

    

5つのタブの他に、下の2つのマークにも切り替わりますが、これはインデントマーカーです。

タブ設定には、使いません。

 

「タブとリーダー」から設定

タブ設定は、「タブとリーダー」ダイアログボックスからも設定できます。

水平ルーラー上でクリックしてタブを設定する方法だと、目的の位置で設定できない場合があり、細かく調整することは難しいです。

「5文字」の位置に設定したいと思っても、正確に「5文字」の位置にならず、「4.8文字」「5.2文字」に設定されてしまう場合もあります。

「タブとリーダー」ダイアログボックスだと、正確に設定することができ、微調整ができます。

 

 

1.「ページレイアウト」タブをクリック→「段落」グループの「段落の設定」 ダイアログボックス起動ツールをクリックします。

 

 

2.「段落」のダイアログボックスが表示されます。

3.「インデントと行間隔]」タブをクリックして「タブ設定(T)」をクリックします。

 

 

4.「タブとリーダー」ダイアログボックス表示されます。ここでタブを微調整することができます。

 

 

3.タブの使い方(タブとリーダーから設定する方法)

「タブとリーダー」ダイアログボックスだと、細かく調整することが可能です。

ここでは、「タブとリーダー」でタブ設定する方法を説明しています。

左揃えタブ

左揃えタブで「5文字」の位置に設定してみましょう。

 

 

1.タブを設定したい段落にカーソルを置きます。ここでは、「売上一覧表」と入力している段落にカーソルを置いています。

 

※ タブは段落ごとに設定されますが、タブ設定後に「Enter」キーで改行すると、同じタブ設定が自動的に新しい段落に引き継がれていきます。
ここでは、売上一覧表で既に改行しているので、タブ設定前に次の段落にカーソルを置くと、「売上一覧表」と入力している段落にタブが設定させません。

 

 

2.「ホーム」タブをクリックし、「段落」グループの「段落の設定」 ダイアログボックス起動ツールをクリックします。

3.「段落」のダイアログボックスが表示されたら、「インデントと行間隔]」タブをクリック→「タブ設定(T)」をクリックします。

4.「タブとリーダー」ダイアログボックスが表示されます。

5.「配置」の「左揃え(L)」にチェックを入れて、「タブ位置(T)」のボックスに「5」と入力します。

6.「設定(S)」をクリックして「OK」ボタンをクリックしましょう。

 

 

7.「5文字」の位置にタブが設定されます。

 

 

8.「売上一覧表」の先頭にカーソルを置いて、キーボードの「Tab」キーを押すと、「売上一覧表」の開始位置が、「左揃えタブ」を設定した位置まで動きます。

※ ここでは、「5文字」の位置にタブを設定しましたが、「4.98文字」といった微調整もできます。

 

 

右揃えタブ

左揃えタブの設定と同じ要領で、「20文字」の位置に設定してみましょう。

 

 

1.「売上一覧表」と入力している段落にカーソルを置いて、「タブとリーダー」ダイアログボックスを表示します。

2.「配置」の「右揃え(B)」にチェックを入れて、「タブ位置(T)」のボックスに「20」と入力します。

3.「設定(S)」をクリックして「OK」ボタンをクリックします。

 

 

4.「売上一覧表」の先頭にカーソルを置いて、キーボードの「Tab」キーを押すと、「売上一覧表」の終了位置が、「右揃えタブ」を設定した位置まで動きます。

中央揃えタブ

中央揃えタブを、「15文字」の位置に設定してみましょう。

 

 

1.「売上一覧表」と入力している段落にカーソルを置いてから、「タブとリーダー」ダイアログボックスが表示させます。

2.「配置」の「中央揃え(C)」にチェックを入れて、「タブ位置(T)」のボックスに「15」と入力します。

3.「設定(S)」をクリック→「OK」ボタンをクリックします。

 

 

4.「売上一覧表」の先頭にカーソルを置いて、キーボードの「Tab」キーを押すと、「売上一覧表」の中央位置が、「中央揃えタブ」を設定した「15文字」の位置まで動きます。

小数点揃えタブ

小数点揃えタブで「8文字」の位置に設定してみましょう。

 

 

1.タブを設定したい段落にカーソルを置きます(ここでは、「小数点12,685」で既に改行しています)

 

 

2.「タブとリーダー」ダイアログボックスが表示させて「配置」の「小数点揃え(D)」にチェックを入れ、「タブ位置(T)」のボックスに「8」と入力します。

3.「設定(S)」をクリック→「OK」ボタンをクリックします。

 

 

4.「12.685」の先頭にカーソルを置いて、キーボードの「Tab」キーを押すと、「12.685」の少数点の位置が、「少数点揃えタブ」を設定した位置まで動きます。

縦棒タブ

縦棒タブは、設定した位置に縦棒が引かれます。

「10文字」と「23文字」の位置に、縦棒タブを設定してみましょう。

 

 

1.「タブとリーダー」ダイアログボックスが表示させて「配置」の「縦棒(B)」にチェックを入れ、「タブ位置(T)」のボックスに「10」と入力し、「設定(S)」をクリックします。

2.次に、「タブ位置(T)」のボックスに「23」と入力し、「設定(S)」をクリックします。

3.「タブ位置(T)」のボックスの下に、「10字」と「23字」が表示されたのを確認して「OK」ボタンをクリックします。

 

 

4.上図のように、「10文字」と「23文字」の位置に縦棒が引かれます。

 

 

まとめ

タブ設定は簡単なのですが、思うように設定できないという人もいます。

水平ルーラーをクリックしてもタブのマークがつかなかったり、目的の位置に設定できないことがあります。

この場合は、「タブとリーダー」で設定すると細かく調整できます。

また、2行目で「Tab」キーを押してもカーソルが飛ばないということがあります。

どうしてそのようなことになるのか、原因と解決方法を下のサイトで紹介しています。

こちらの記事もご覧ください。⇒ワードのタブとは?タブの種類・機能・使い方を説明

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