ワードで入力を間違えた時、修正することは簡単ですが、修正前の情報を残しておきたい場合に訂正線を使います。
取り消し線には一般的に「一重線」がありますが、「二重線」も引くことができます。
ワードの取り消し線は色を付けたり、太さを変更することはできませんが、ここでは色や太さについても説明しているので、ぜひ参考にしてください。

ワードで取り消し線(二重線)を引く方法
ワードで修正する場合、前の内容を削除せずに残しておきたいという時に取り消し線(訂正線)が役立ちます。

1.取り消し線を引きたい文字列を選択します。
2.「ホーム」タブをクリックし、「フォント」グループの「ダイアログボックス起動ツール」をクリックします。

3.「フォントダイアログボックス」が開くので、「フォント」タブをクリックして「二重取り消し線」にチェックを入れ、「OK」ボタンを押しましょう。

4.選択した「9:00~12:00」に、二重取り消し線が引けました。
ワードで取り消し線(一重線)を引く方法
ワードで、一重線の取り消し線を引く方法です。

1.取り消し線を引きたい文字列を選択し、「ホーム」タブ→「フォント」グループの「取り消し線」をクリックします。「abc」に一重取り消し線が引かれているアイコンです。

2.選択した「13:00~15:00」に、一重取り消し線が引けました。「フォントダイアログボックス」からも一重取り消し線が引けます。

「フォントダイアログボックス」の「取り消し線」にチェックを入れ、「OK」ボタンを押すと一重取り消し線が引けます。
ワードで取り消し線に色を付ける
ワードで取り消し線に色をつけることはできませんが、図形を活用して線に色を付けることはできます。

1.「挿入」タブをクリックして「図」グループの「図形」の「▼」をクリックします。直線「→」選択してマウスでドラッグし、図形を挿入します。

2.取り消し線を引きたい文字列の上で、「Shift」キーを押しながら線を引きます。

3.「直線」を選択した状態で「書式」タブをクリックし、「図形のスタイル」グループの「図形の枠線」の▼をクリックします。
4.「赤色」を選択すると「直線」は赤色になります。
ワードで取り消し線の太さを変える
ワードで太さを変更したい場合も取り消し線ではできませんが、図形を活用して線の太さを変えることができます。
「直線」の太さを「2.25pt」にしてみましょう。

1.「直線」を選択した状態で「書式」タブの「図形の枠線」をクリックします。▼をクリックして、「太さ」を選択します。

4.「2.25pt」を選択します。

5.「直線」の太さが「2.25pt」になりました。
まとめ
ワードの図形で縦や横に線を引く時、真っすぐに引けなかったり、長さの調整がうまくいかないということはありませんか。
線の引き方やサイズの調整はこちらの記事もご覧ください。⇒ワードで図形の矢印や線をまっすぐに水平に引く方法