ワードで文章にある全ての「、」「。」を「,」「.」に変えたい時、1つ1つ変えるのは大変です。
ワードで句読点を、一括で簡単に変更できます。
ここでは、一括変更だけでなく自動変換、自動修正する方法も紹介しています。

ワードで句読点を一括変更する方法
ワードで句読点を一括で変更したい時は、置換を使うと簡単にできます。
ここでは、「、」を「,」に一括変換してみましょう。

1.「ホーム」タブをクリックして、「編集」グループの「置換」をクリックします。

2.「検索と置換」ダイアログボックスが開くので、「置換」タブを選択して「検索する文字列」に「、」を「置換後の文字列」に「,」を入力し、「すべて置換」をクリックします。

4.「Microsoft Word」ダイアログボックスが開くので、「OK]ボタンをクリックしましょう。

5.「検索と置換」ダイアログボックスは「閉じる」をクリックして閉じます。

6.「、」が全て「,」に一括変換されました。
「。」を「.」に変えるのも同じ方法でできます。

「検索と置換」ダイアログボックスの「置換」タブで、「検索する文字列」に「。」を「置換後の文字列」に「.」を入力し、「すべて置換」をクリックします。

「。」が一括で「.」に変更されました。
IMEで句読点を自動変換する方法
「Microsoft IMEの設定」を変更することで、「。」を「.」に、「、」を「,」にすることができます。

パソコン画面の右下にある「あ」または「A」というアイコンを右クリックし、表示されたリストの中から、「プロパティ」を選択して「Microsoft IMEの設定」ダイアログボックスを開きます。
「Microsoft IMEの設定」はコントロールパネルからも開くことができます。

1.コントロールパネルを開き「時計、言語、および地域」から「入力方法の変更」を選択し、「オプション」でクリックします。

2.「入力方法」の「オプション」でクリックします。

3.「Microsoft IMEの設定」が開くので、「詳細設定」をクリックします。

4.「Microsoft IMEの詳細設定」の「全般」タブをクリックすると、「句読点」の項目が「、。」になっています。

5.「句読点」のプルダウンメニューから「, .」を選択します。

6.「, .」に変更したら「適用」をクリックしましょう。

7.「OK」をクリックして設定は完了です。
オートコレクトで句読点を自動修正する方法
オートコレクト機能を使うと、「。」を「.」に、「、」を「,」に自動修正するとができます。

1.「ファイル」タブをクリックします。

2.「オプション」をクリックします。

3.「Wordオプション」ダイアログボックスが開くので、「文章校正」を選択し、「オートコレクトのオプション」の項目にある「オートコレクトのオプション」ボタンをクリックします。

4.「オートコレクト」ダイアログボックスが開くので、「オートコレクト」タブをクリックして「入力中に自動修正する」項目で新しい定義を追加します。ここでは、「、」を「,」に自動修正する定義を追加します。
「修正文字列」に「、」を、「修正後の文字列」に「,」を入力して、「追加」ボタンをクリックしましょう。

5.「Wordオプション」で、「、」を「,」に自動修正する定義が追加されたことを確認します。「Wordオプション」のダイアログボックスはxで閉じてもOKです。これで完了です。「、」を入力すると自動で「,」に修正されます。
まとめ
ワードで句読点は一括で変更できますが、句読点が行頭に表示されると読みにくく見栄えも悪いです。
この句読点を「禁則処理」と「句読点のぶら下げ」で、行頭に表示させなくすることができます。
こちらの記事もご覧ください。⇒ワードで句読点・記号・特定の文字を行頭にこないように設定する方法!