手紙やビジネス文書などを書くときに、どのような挨拶文を使うか迷うことはないでしょうか。
そのような時、ワードでは挨拶文を簡単に挿入できます。
文章の冒頭のあいさつ、本文に入る前の切り出しとなる起こし言葉、文末の結びとなる言葉などが用意されています。

目次
ワードで挿入できる挨拶文とは
ワードで挿入できるのは「あいさつ文」「起こし言葉」「結び言葉」の3つです。
あいさつ文
「あいさつ文」とは、手紙の最初に記載する文章のことで、本題に入る前の書き出しです。
ワードでは「月のあいさつ」「安否のあいさつ」「感謝のあいさつ」を組み合わせて「あいさつ文」作成し、挿入できます。

①:月を選択します。
②:①で選択した月によって「月のあいさつ」が変わります。
③:「安否のあいさつ」とは、相手を気遣ったり先方の安否を尋ねる文です。
④:「感謝のあいさつ」とは、相手に対する感謝の言葉です。
①~④を選択できます。
起こし言葉
本題に入る前の、ここからが用件だということを知らせるための前置きとなる言葉です。

ワードでは、6つの言葉が用意されています。
結び言葉
「結び言葉」とは、手紙の最後に締めくくる言葉です。

基本的な言葉が用意されているので、手紙やビジネスなど幅広く使用できます。
ワードであいさつ文を挿入する方法
ワードで、ビジネス用の挨拶文を作成してみましょう。

1.「挿入」タブをクリックして、「テキスト」グループの「挨拶文」をクリックします。

2.月を選択します。ここでは「8月」を選択しました。「月のあいさつ」「安否のあいさつ」「感謝のあいさつ」を選び、最後に「OK」をクリックします。

3.選択した3つ、「残暑の候、」「 貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。」「日頃は大変お世話になっております。」が挿入されました。
ワードで起こし言葉を挿入する方法
次に「起こし言葉」を挿入します。

1.「挨拶文」から「起こし言葉」を選択します。

2.挿入する起こし言葉を選択し、「OK」をクリックしましょう。ここでは、「早速ですが」を選択しました。

3.「早速ですが」が挿入されました。
ワードで結びの言葉を挿入する方法
最後に「結び言葉」を挿入します。

1.「挨拶文」から「結び言葉」を選択します。

2.挿入する結び言葉を選択し、「OK」をクリックします。ここでは、「ご返事いただければ幸いです。」を選択しました。

3.「ご返事いただければ幸いです。」が挿入されました。
このようにワードの挨拶文を活用すると、簡単に「あいさつ文」「起こし言葉」「結び言葉」が挿入できます。
まとめ
ワードで手紙やビジネス文書を作成する際、「っ」「ょ」といった、「ひらがな小文字」のような特定の文字は行頭にこないようにしたいです。
それには、ワードの「オプション」から禁則処理を設定します。
こちらの記事もご覧ください。⇒ワードで句読点・記号・特定の文字を行頭にこないように設定する方法!












