小数点以下を切り捨てて表示する!エクセルTRUNC関数の使い方

Excel TRUNC関数の使い方を、誰でも分かるように、ここでは説明しています。TRUNC関数は、小数点以下を切り捨てて表示する関数です。小数点以下を切り捨てる関数は他にもありますが、TRUNC関数を使うと、小数点以下を切り捨てて、簡単に整数にすることができます。TRUNC関数の基本は、数値の小数部分を切り捨てて整数にする関数ですが、桁数を指定すると、整数部分、小数部分で、数値を切り捨てることができます。桁数を省略すると、簡単に小数点以下を切り捨てて整数にします。TRUNC関数がよく使われるのは、数値を整数にする時です。TRUNC関数の桁数に、正の数、負の数、を指定して、数値を切り捨てたり、省略して整数にしたりして、他の関数との違いも説明しています。

 

 

TRUNC関数

Excel TRUNC関数は、数値の小数部分を切り捨てて整数にします。または指定した桁数に変換します。

書式

TRUNC(数値, [桁数])

数値 切り捨てる数値を指定します。
桁数 切り捨てを行った後の桁数を指定します。省略すると、数値の小数部分を切り捨てて整数にします。規定値は0です。

 

 

TRUNC関数の桁数の指定と結果

TRUNC関数は、桁数を省略した場合、指定した場合、どちらも切り捨てを行います。

桁数が0、または省略

 

◆桁数に0を指定、または省略すると、数値の小数点以下を切り捨てて整数にします。

桁数を指定

 

 

◆桁数を指定すると、指定した桁数で数値を切り捨てます。

 

 

桁数が0、または省略

桁数に「 0 」を指定、または省略すると、小数点以下を切り捨てて整数にします。

 

B2 =TRUNC(A2)

「35」が返されます。

小数部分が切り捨てられて、整数になりました!

桁数に正の数を指定

桁数を指定すると、指定した桁数に変換されます。

桁数に「1」を指定して、小数点第1位まで表示してみましょう。

 

B2 =TRUNC(A2,1)

「35.7」が返されます。

桁数に「1」を指定すると、小数点第2以下が切り捨てられます。

ROUNDDOWN関数では、どうなるでしょうか?

桁数に「1」を指定した式は、次のようになります。

=ROUNDDOWN(A2,1)

「32.7」が返されます!

結果は同じです。

TRUNC関数とROUNDDOWN関数は同じような機能を持っていますが、違いがあります。

TRUNC関数は桁数を省略できますが、ROUNDDOWN関数は桁数を省略することはできません。必ず桁数を指定しなくてはいけません。

 

 

桁数に負の数を指定

桁数に「-1」を指定して、十の位まで表示してみましょう。

 

B2 =TRUNC(A2,-1)

「30」が返されます。

桁数に「-1」を指定すると、1の位以下が切り捨てられて、十の位まで表示されます。

TRUNC関数で負の数値を切り捨てる

エクセルTRUNC関数で、負の数値を切り捨ててみましょう。正の数値を切り捨てた場合と、比較してみます。

B2に、A2を切り捨てる式を入力しましょう。

 

B2 =TRUNC(A2,1)

「-35.7」が返されます。

小数点第2以下が切り捨てられます。

次に、C2に桁数を省略して式を入力してみましょう。

C2 =TRUNC(A2)

「-35」が返されます。

小数点以下が切り捨ててられて、整数になりました。

最後に、D2に式を入力しましょう。

D2 =TRUNC(A2,-1)

「-30」が返されます。

1の位以下が切り捨てられて、十の位まで表示されました。

TRUNC関数で、正の数値、負の数値で切り捨てる場合、使い方に変わりはありません。

TRUNC関数の切り捨て

エクセルには、小数点以下をり捨てる関数が他にもありますが、TRUNC関数の特徴は、桁数を省略すると、小数部分を切り捨てて整数にすることです。数値の小数部分を切り捨てたいという場合に、TRUNC関数を使うと簡単に、小数点以下を切り捨てて桁数を揃えることができます。数値を切り捨てる関数は、使い方も似ていますが、切り捨てる数値によって結果も変わってきます。よく使い方を、理解して使うことが大事です。目的によって関数を選択しましょう。

こちらの記事もご覧ください。⇒エクセルROUNDDOWN関数で数値を切り捨てる!