エクセルが重いとき、その原因と軽くする対処法

エクセルが重いとき、その原因と軽くする対処法を紹介しています。エクセルでデータ加工をしている時、データの処理が遅かったり、フリーズしてしまうことがあります。エクセルが応答しなくなって、保存できずに終了すると、今までの作業が無駄になってしまいます。どのような場合にエクセルが重くなるのか? どうしたらフリーズしないようにできるのか説明しています。

 

 

エクセルが重くなる原因

①データ量が多い

  エクセルの動作が遅くなったりフリーズする原因で、一番考えられる要因です。

  ファイルのアイコンにカーソルを当てるとファイルのサイズが表示されます。

  ファイルのサイズを確認してみましょう。

②画像が入っている

  サイズの大きい画像が入っていないか確認しましょう。

  サイズが大きくなくても画像が沢山あると、エクセルファイルが重くなります。

③数式が入っている

  数式が沢山入っていると重くなります。複雑な式ほど動作が遅くなります。

④エクセルファイルの形式が古い

  エクセルファイルの形式が古いとサイズが大きくなります。

⑤エクセルファイルに見えないデータが残っている

  ファイルに見えないデータが残っている場合あります。

  何年も前から使っている古いファイルほど見えないデータが残っていることがあります。

⑥スペックが足りていない

  エクセルのスペックが足りていないと、エクセルの動作は遅くなります。

 

 

エクセルが重いときの対処法

データ量が原因の対処法

エクセルが重くなる原因で一番考えられる要因です。

必要でないデーターを削除する

①ファイルに入力しているデータで必要でないものはすべて削除して見ましょう。

②不必要なシートは削除しましょう。

ファイルの場所をDドライブにする

ドライブの容量と空容量を確認してみましょう。

一般的にCドライブよりもDドライブが容量が大きいです。容量が大きいドライブにファイルを保存した方がよいのですが、空容量が少ないと、容量が大きいドライブにファイルを保存しても意味がないです。

空容量が大きいドライブにファイルを移動させてみましょう。

ファイルを圧縮する

エクセルファイルを圧縮してみましょう。

1.圧縮したいファイルを選択して右クリックします。

 

2.送る(N)→圧縮(Zip形式)フォルダーを選択します。

 

3.デスクトップにファイルがある場合はデスクトップに、フォルダにファイルがある場合は同じフォルダに圧縮フォルダが作成されます。

 

 

画像が原因の対処法

①必要ない画像は削除しましょう。

②画像を圧縮する

 

1.画像を選択して「書式」タブ→「調整」グループ→「図の圧縮」をクリックしましょう。または「ファイル」→「名前をつけて保存」→「ツール(L)」▼から「図の圧縮(C)」

 

2.「解像度の選択」で適切なものを選んで「OK」をクリックします。

数式が原因の対処法

数式を値に変えてみましょう。数式が入力されている範囲を選択してコピーします。

右クリックして「形式を選択して貼り付け」→「値」を選択すると数式が全て値に変わります。

数式を値に変えるとサイズが小さくなります。

エクセルファイルの形式が原因の対処法

ファイルが古い形式の場合、サイズが新しい形式よりサイズが大きくなります。2003エクセルの場合2010エクセルに形式を変えてみましょう。

「名前をつけて保存」→「ファイルの種類」→「Excelブック(*xlsx)」を選択します。2010エクセルに形式を変えたファイルは、エクセル2003よりサイズが小さくなります。

 

 

見えないデータが原因の対処法

目には見えませんが見えないデータが残っていて、それが原因でサイズが大きくなっている可能性もあります。

何年も前から使っているファイルにそのようなことがあり、何もデータがないのにエクセルではデータがあると認識されることがあります。

その場合、データがない行と列を削除するという方法もありますが、一番いい方法は新しいファイルを作成し、そのファイルにデータのみコピーして貼り付ける方法です。

1.新しいファイルを作成する。

2.データのみコピーします。シート毎コピーしないようにしましょう。見えないデータまでコピーされてしまいます。

3.新しいファイルにコピーしたデータを貼り付けます。列の幅を維持したい場合は、最初「形式を選択して貼り付け」→「列幅」にチェックマークを入れて「OK」をクリックしましょう。

4.次に「Enter」キーで全て貼り付けます。「Ctrl」キー+「V」キーでも貼り付けられます。この場合は「Esc」キーでコピーを無効にしましょう。

スペックが原因の対処法

エクセルで処理中に「リソース不足」の警告が出るときがあります。

「リソース不足」とは全般に、CPUの処理速度、メモリの容量、ハードディスクの容量のことを指しています。

身近な対応策としてメモリの容量を増やしてみましょう。

無駄なデータを残さないようにしましょう

何年も前から使っている蓄積したデータは、エクセルが重くて動作が遅くなることが多いです。エクセルが重くなる原因になっています。日頃から無駄なデータ、必要でないデータは削除して残さないようにしましょう。

長い間使っているうちに、エクセルファイルが、データの入っていないセルでもデータが入っていると認識して、サイズが大きくなってしまうことがあります。

その場合はデータだけを新しいファイルに移してみましょう。それでもあまり改善されない場合は、ファイルをいくつかに分けてサイズを小さくすることも対処法です。

こちらの記事もご覧ください。⇒再計算でエクセルが止まってしまう関数の対処法 重くなるマクロの対応策を紹介