ワードの数式を複数行にわたって入力&様々な入力テクニック方法

ワードの数式が複数行にわたると、行の最初の文字位置が揃いません。

位置を揃えるには改行を使用します。

ここでは、ワードで複数行にわたって数式を入力する場合、位置を左側に揃える方法や、数式の挿入方法を紹介しています。

足し算、掛け算などの数式を組み立てられます。

 

 

ワードでさまざまな数式を入力する方法

ワードで、さまざまな数式を入力するテクニックです。

分数や累乗の足し算をワードで入力してみましょう。

 

1.「挿入」タブをクリックし、「記号と特殊文字」グループの「数式」をクリックします。最初、累乗を入力してみましょう。

 

2.数式ツールのデザインで「上付き文字/下付き文字」をクリックして「上付き文字」を選択します。

 

3.「上付き文字」が挿入されるので、□を選択して数字を入力します。ここでは3の2乗を入力してみましょう。

 

4.半角で3の2乗を入力し、右側にカーソルを置きます。2の3乗と足し算してみます。

 

5.デザインの「記号と特殊文字」グループで「その他」をクリックします。

 

6.「基本数式」が表示されるのでて「+」を選択します。

 

7.「+」が挿入できました。次にデザインで「上付き文字/下付き文字」をクリックして「上付き文字」を選択し、3の2乗を入力した時と同じように半角の2の3乗を入力します。

 

8.2の3乗をが入力できました。

次に、分数を挿入するしてみましょう。

 

 

9.「基本数式」から「+」を挿入し、デザインで「分数」をクリックして「分数(縦)」を選択します。2/3を足してみましょう。

 

10.分数が挿入されました。

 

11.□を選択して半角で2/3を入力します。

 

12.入力が終わったら数式以外の位置でカーソルをクリックします。「Enter」キーは押さないようにしましょう。ここでは、数式の位置が左側になっていますが、位置が真ん中になっている場合、左揃えにすることができます。

 

13.「ホーム」タブの「左揃え」をクリックすると左側に揃えられます。

上図のように、数式では分数だけが小さくなります。

分数を大きくしたい場合は、独立数式に変更して分数を挿入すると良いです。

ワードの分数だけ大きくする方法は、こちらの記事をご覧ください。⇒ワードで数式の中の分数だけフォントサイズを大きくする方法!

 

ワードで数式を複数行にわたって入力する方法

ワードで数式が長くなると、下図のように数式の位置が不揃いになります。

 

数式を複数行にわたって入力する場合は、改行を使いましょう。

 

1.改行する位置にカーソルを置きます。

 

2.【Shift】キーを押しながら【Enter】キーを押しましょう。

 

3.位置が真ん中になっているので左側に揃えます。ホーム」タブの「左揃え」をクリックしましょう。

 

4.数式が左側に揃えられました。

 

まとめ

ワードで分数に括弧を付けたい場合、数式ツールから括弧を挿入できます。

また、文字の変換からでもさまざまな括弧をつけることができます。

ワードの分数に括弧を入力する方法は、こちらの記事をご覧ください。⇒ワードの分数に括弧をつける方法!大きいカッコを入力